La TOUCHE / Sep.2003(グラマラス在籍時)
日本橋茅場町 東京都中央区
ラ トゥッシュは、CLOSEしていた「カジュアルイタリア料理店」を「ワインと料理がしっかりと楽しめるレストラン」
に改装するという物件。本厨房以外の改装である。日本橋茅場町という場所にあり、階段を地下に潜るという立地。
完全にビジネス街だが「茅場町にこんな店?」という近所に無い店にしましょう。と最初オーナーに提案しました。
コンセプトは「2人にとって少し特別な時間をつくって下さい。」
地上の間口の狭いファサードは、レストランだとわかってもらう為にナイフ&フォークのオリジナルタイルをつくり、
ゲートにした。誰もが知っている普通のレンガタイルの階段を降りて・・・
・・・身構える事無くトビラを開けると想像と違うものが目に飛び込んでくるという驚きを創りたかった。
「特別な時間」の為に用意したのは「腕いっぱいのバラの花束」をイメージした「目の前いっぱいのキャンドル」
柔らかく暖かく綺麗なピンクのなかに無限のフライングキャンドル。それとスピード感が欲しかった。
ぐずぐずせず勝負するというのも恋愛では大事かなと・・
キャンドルを間近で見るカウンターは横並びで食事するのだが正面にお互いの顔が少し映るので熱い視線を送る事が出来る。
しかし隣のカップルにいっぱい熱い視線を送ると喧嘩になるのでグラマーなキャンドル型ライトでワンクッション。
チラッとだけ送れるのだ。客、スタッフの動線が重なる場所は、実はフライングキャンドルを一望できる所。
L型のソファで2人の距離がぐっと近づくようになっている。
ホールはワンシーンだが座る位置によって少しづつ見え方が異なる不思議な空間になっている。
そして奥にひとつ個室シーンをつくっている。気の合う仲間とリビングに居る感じで楽しんでもらえたらと思い、
低いライティングポジションで落ち着いた空間にした。
この店の空間には輝くキャンドルと一緒に大人の色気も飛んでいる。
[Owner] 井上賢一
[Interior] 渡邉大祐・榎本正弘
[Lighting] 北田正明
[Graphic] 吉田知加子
[Photograph] 八木虎造
[Furniture] 木村ユタカ
[Ceramics] 杉田温子
[Contractor] 金森日出夫・福原昭
撮影:Nacasa&Partners Inc 矢野紀行













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